清純派・かわいい・清楚などの形容がぴったりの女優・小芝風花さん。20歳をこえ最近では可愛いから美しいにかわりつつ、大人の女性になって来たんじゃないかな？なんて感じさせられます。
そんな風花さん。出身は大阪府の堺市なんですが中学校時代は友達と遊ぶことはなかったと本人は話しています。清楚な感じなので大阪の雰囲気に合わずいじめとかあったのでしょうか？
また堺市の実家の家族構成や父親の職業や芸能界デビューの経緯はどういったものなのでしょうか？いろいろと探ってみました。
堺市の中学校では友達がいなかった？
「中学時代は友達がいなかった」なんて聞くと、暗らーい性格でなにやらイメジもあったのでは？なんて想像してしまいますが、ぜんぜん違いました！
友達がいなかったのではなく、フィギュアスケートの練習で友達と遊ぶ時間がなかったのが本当のところ。小学校3年からフィギュアをはじめ芸能界入りする中学2年までの5年間フィギュアに没頭する毎日だったようです。
友達と遊ぶくらいならフィギュア！
フィギュアスケートや体操競技もそうですが、練習を1日でも休むと感覚を戻すのに数日間かかるというぐらい、心と体のバランス管理が大変繊細な競技。友達と遊んでいる時間があるなら練習！って世界なんですね。
中学時代は早朝のまだ星が見えるときに母親に車でアイスリンクへ送ってもらい練習。練習後はそのまま学校へという生活を送っていたそうです。そういう生活なので学校が終わったらヘトヘトになっていたのかも…そして翌日もまた早朝に起きて練習。
風花さん自身、ラジオ番組で「フィギュアは、練習を3日休むともう感覚を戻すのがたいへんで、1週間かけてやっとこんな感じだったと思い出していくくらい毎日練習しなくちゃいけない。」と語っていました。
将来はフィギュアのインストラクターだった
2010年の「西日本中小学生フィギュアスケート競技会」では6級ジュニア選手権女子の部で8位入賞していますし、フィギュアを辞める直前の2011年10月には「全日本フィギュアスケートノービス選手権大会」のアイスダンス（ノービスダンス）で優勝しています。
風花さんの場合は、大学まで現役スケート選手で頑張り、その後1～2年はアイスショーで仕事をし、最終的には子供たちにスケートを教えるインストラクターという人生設計を描いていたそうです。中学生で人生設計って…しっかりものだったんですね。
フィギュアでの辛い経験が演技に…
当時を振り返り「つらくて辞めたいって思った事も正直習ってた5年間で何度もあった」と語っています。きっと練習ではジャンプがうまくいかず、何度もダメ出しばかりでヘコむことも多かったのだと思います。それでもストイックに練習する粘り強さは並大抵な精神ではないと思います。
フィギュアで鍛えられた粘り強さは、演技でも同じで「全然ダメ」と自分自身で何度もダメ出しをしていたそうです。小芝風花は自分をとことん追い詰めるタイプなんですね。
そんな風花さんに対して周りは「真面目すぎて損」と気遣われたり…でも本人は特に気にせずそれで良かったなんて言っています。
「真面目すぎて損と言われますけど、満足したらそれまで。この性格で良かったと思います」と話していたこともあった。
引用：ORICON NEWS
最近ではコミカルな演技もできるようになった風花さん。自分の演技や女優としての立ち位置が見えてきたのかな？仕事のオファーも増えてきてますし、自信がついてきたみたいでなによりです。
本田望結と共演で華麗な演技が！
芸能界デビューして2年目のとき小芝風花さんは、女優でフィギュアもする本田望結ちゃんと「スケート靴の約束」というドラマで、望結ちゃんのお姉さん役で共演しています。
そこで演じられる風花さんのスケーティングはすべて代役なし。彼女自身が華麗な演技をこなしていました。撮影まで2週間という短期間に猛練習し「トリプルトゥも跳べそうなところまで戻した」とドラマのスケート指導者で元フィギュアスケーターの西田美和さんを驚かせました。
練習を3日休むと感覚を戻すのに1週間かかるというのに、フィギュアをやめて2年ものブランクから短期間で勘を取り戻す小芝風花って天才！？理由は小学生時代に遡るようです。
フィギュアの前は器械体操をしていた…
小芝風花さんはフィギュアを始める前、ずっと器械体操を習っていたそうです。フィギュアスケートに転向したのは周りの体操仲間の母親から「風花ちゃんって、スケート似合いそう」と言われて体験教室に行ったところから。
ちょうどその頃、トリノオリンピックで荒川静香が金メダルを獲得し、大きく上体を反らせたレイバック・イナバウアーが大変話題になった時期でした。風花さんの体操の動きがとてもしなやかでお母さん方かたしたら、ちょうどフィギュアを観ているように見えたのかも知れませんね。
器械体操をしていると空間での認識能力が養われると聞いたことがあります。米国の男子フィギュアスケーターのネイサン・チェンもフィギュアを始める前に体操競技をしていました。そこでの経験がぶれない回転を生み出し、ジャンプやスピンに大いに役立っていると語っています。
風花さんも器械体操からフィギュアに転向は必然だったのかも知れませんね。体験教室が楽しすぎて「体操よりもスケートを習いたい！」とお母さんに頼み込んでフィギュアに転向。でもフィギュアも風花さんにとっては女優になる過程での通過点にすぎなかったのですね。
「私もこんなCMにでたい」がキッカケ？！
小芝風花さんの芸能界デビューは中学2年の14歳のとき。あるときフィギュアスケーターの浅田真央さんがスケートを滑っているCMを観て「私もこういうCMに出てみたいなー」がきっかけでした。
それを聞いていた風花さんのお姉さんがオーディション雑誌を買って来てくれて、オスカープロモーションのガールズオーディション2011に応募。まさか受かりはしないだろうと応募には手元にあった競技会用の小さな証明写真を送ったそうです。
それがトントン拍子で2011年11月の全国大会まで進みグランプリに選ばれオスカープロモーションから芸能界デビューに。大型ショッピングセンター「イオン」のCMで女優の武井咲さんの妹役として芸能界デビューしています。因みに初めてのセリフは「とんかつ食べたい！」でした♡
小芝風花の家族構成は？
小芝風花さんには家族構成は、 先程の芸能界入りのキッカケをつくってくれたお姉さんと5歳ほど年の離れた妹がいることがわかっています。ほかには小芝家の長男と呼ぶ愛犬のキャバリア「小太郎くん」もいます。
なんでも小太郎くんは、とある事情があっていま祖父母の家で生活しているそうです。風花さんの元気の源だそうで「顔がイケメンで、性格も最高。毎日、写真を見て癒されています」というほど可愛がっています。
お母さんとは仲良し。
どうやら風花さんは3人姉妹の真ん中らしいですね。またお母さんもしばしばインスタに登場しており、いつも近いところで風花さんを応援しているようです。
父親の職業は？…小芝家はシングルマザー？
ただお父さんの情報だけがまったく無いので、ネット上ではご両親は離婚されている？とか噂も。本当のところ情報が全くありません。
フィギュアスケートって普通に始めただけでも年間最低300万円、トップ選手になるとコーチ代・衣装代・遠征費などで年間1000万円もの費用がかかるお金持ちのスポーツと言われています。
本田望結ちゃんのお父さんは実家が年商20億を超える会社経営をしていて、お父さんはその会社の役員ということですし、浅田真央ちゃんのお家はお父さんが夜のご商売をしていた伝説の方らしく資産を蓄えていらしたようです。
風花さんの場合も、お父さんは実業家で近くにいるのかも知れません。ただ名前は小芝ではないのかも…というのも小芝風花は本名なのでお父さんの素性はすぐにバレてしまうから。
お母さんは実業家ではないみたいなので、愛犬「小太郎くん」のお世話をしているお爺ちゃんがたいへんな資産家なのかもしれません。
ブレーク寸前のカメレオン女優に！
この記事を執筆しているのは2019年12月初旬。ちょうどNHKで風花さん主演のドラマ「パラレル東京」が放映中です。
ドラマの舞台は東京で最大深度７の直下型地震に直面したテレビ放送局。風花さん扮するニュースキャスターがいかに報道を続けるかを題材にしたもの。
風花さんの演技が「本職が喋っているのではと思うほどの見事なアナウンス」と評判になっています。アナウンサーとしての滑舌や声のトーンや強弱が絶妙なだけではなく、次々と起こる予想外の事態に揺れ動く心の動きを見事に表現しています。風花さんこんなに表現力が豊かだったなんて！です。
#パラレル東京 DAY1#小芝風花 さんのアナウンサー役が予想以上の出来栄え。本職が喋っているのではと思うほどの見事なアナウンス。
— dramakie (@dramakie) December 2, 2019
さらに小芝風花さんならではの呆然とした表情や涙を浮かべた表情の素晴らしい演技が、ドキュメンタリーを見ている錯覚に陥るほどドラマをリアルなものにしている。
アナウンサー役が今回が初めての小芝風花さん。なんでもこの役のためNHKのアナウンサー部から週に一度、２時間×７回、みっちりマンツーマンでレッスンを受けたとのこと。
実際に新人アナウンサーが受ける内容を基礎から学びました。アナウンサーはただ原稿を読むだけでなく、内容を把握して正しく伝えることが大切。句読点の位置や声のトーンで、何を一番に伝えたいのかも変わってしまいます。ただ、緊急報道のシチュエーションでは、その「内容を把握」することも一筋縄ではいかなくて…。
引用：NHK_PR
演じるためにはいっさい妥協を許さない風花。ここでもフィギュアで鍛えた粘り強さがあります！
役柄が地味すぎた10代…目立たない！
そんな風花さんもデビューから数年はいま一つ役に恵まれなかった時期もあったようです。
映画デビューはジブリの実写版「魔女の宅急便」の主役。芸能界に入って3年めのことです。この作品でブルーリボン新人賞などを受賞したのですが、映画自体の話題性の割には興行的には不振に終わり、小芝風花さんの売り込みとしては残念な結果となりました。
私自身「そういえばそんな映画あったような…」でした。ジブリの世界観はアニメでなければ伝わらないのだと思います。いくらすばらしい演技をしてもジブリを超える実写版はハードルの高い企画だったんだと。
その後も風花さんはNHK連ドラ「あさが来た」で波留が演じた主人公あさの娘役など数々のドラマに出演するもあまり印象に残らない配役であったり、真面目で地味な役が続き今ひとつブレークの波に乗れなかったようです。
カメレオン女優への転機…
風花さんの女優としてのターニングポイントはこれ！2017年に初挑戦したテレ東のドラマ「マッサージ探偵ジョー」でした。20歳になった風花さん。初のコメディです。いままでの清楚で真面目なイメージから一転し、コミカルな演技を披露しています。
根が真面目な風花さん。それは努力家という意味で決して地味なんかじゃなく明るいんです。このインスタの写真はドラマでのシーンではないのですが…ほら！お茶目でもあるんです。笑
その後2019年には、特撮オタク役（特撮ガガガ、NHK）、ラッパー役（ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ、テレ朝）や漫才師（べしゃり暮らし、テレ朝）と振り幅の広い役柄を見事こなしています。カメレオン女優の誕生です。
このインスタは漫才師役のときのもの見た目もぐっと違いますでしょ！原作のコミックの主人公に似せているのですが…笑
10代のころの清楚なイメージだけではなく、一旦、役に入るとガラッとそのキャラクターに変身するカメレオン女優ぶりに「ほんと何でもできる子だなあ、すごいわ」と思いました。
まとめ
小芝風花を調べていくうちに、私は彼女を勝手にカメレオン女優と命名させていただきました。
- 小芝風花は女優になる前はフィギュアスケートを本格的に習っていた。
- 堺市の中学校時代はフィギュアの練習で忙しく友達と遊ぶ時間がなかった。
（イジメを受けてはいなかった） - 家族構成は姉・妹・母のようだ。
（祖父母宅に預けている愛犬で長男と呼ぶキャバリア「小太郎」くん） - 父親の職業については情報がないため不明。
- フィギュアを始める前までの小学3年までは器械体操をしていた。
- 小学3年のとき体操教室の友達ママから「スケートが似合いそう」と言われたことが切っ掛けでフィギュアに転向。荒川静香を目標に…？
- 中学2年のとき浅田真央のCMを観て「私もこんなCMにでたい」が切っ掛けでオーディションに応募。見事グランプリに選ばれ2011年に芸能界入り。翌春CMデビュー。
- ジブリ作品の実写版「魔女の宅急便」に主役デビューしブルーリボン新人賞をとるほど評価されたが、配役に恵まれない時期があった。
- 人気を集めだしたのは20歳から。コメディドラマに配役されターニングポイントに。どんな役でもこなせるカメレオン女優に！
コミカルな役、シリアスな役なんでも役になりきれる演技派カメレオン女優。小芝風花ならではの真面目ベースのコミカルな演技も素敵ですが、新しい境地にも挑戦して「また風花が大きくなった」と驚かせてくださいね、応援してます。
最後までご覧くださり、ありがとうございます。
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