海外の五つ星ホテルで高級マットレスが盗まれるという事件が話題になっています。ビジネスホテルのバスタオルなんかよく持って帰る宿泊客はおおいようですが、5つ星の高級ホテルで?
犯人は宿泊客なんでしょうか?マットレスってそう簡単に運び出せるもんじゃないですよね。それにホテルの従業員にすぐ見つかってしまうのでは?
盗んでみたくなるぐらい効果で一般には手に入らないぐらい高いものなんでしょうか?いろいろ調べてみました。
高級マットレスを盗むんだのは宿泊客?
高級マットレスの盗難というこの話題は、高級スパホテルガイドの Wellness Heaven(ウェルネス・ヘブン)が四つ星と五つ星の1,157のホテルを対象にした調査でわかったこと。
マットレスを盗まれる事例が昨年1月以降49件発生しているというもの。「なーんだ、たった49軒」と思うかも知れませんが、高級ホテルに宿泊するような人がなんでまたマットレスなんか窃盗するのか?っていうところです。
盗難された客室の備品で最も多いのはやはり以下のリストにあるようにバスタオル。6位ぐらいまでは頭に思い浮かぶような備品ですが…ダメダメ!立派な盗難ですから。
- バスタオル
- バスローブ
- ハンガー
- ボールペン
- 食卓用のナイフ、フォーク、スプーン
- コスメ商品(シャンプー・ボディーソープなど)
- 電池
- 美術品
- シーツ・カバー
- クッション
- 食器類
- リモコン
- タブレット端末
- ドライヤー
- アイロン
- カフェマシーン
- 照明
- 電話
- テレビ
- マットレス
(Wellness Heaven 調べ )
お金持ちでも手癖の悪い人はいんですね。感心してしまいます。小さなものであれば旅行バッグやスーツケースにしまってしまえば簡単に持ち帰ることができますが、マットレスはどうやって運び出しどうやって持ち帰るのでしょう?
もし宿泊客が盗むんでいるのであれば、でき心ではなく最初から計画的なのだと思います。テレビセットなんかも計画的のはずですよね。そして盗難は四つ星と五つ星の高級ホテルでの出来事。備品もそれなりにハイエンドな価格のものが使われているようです。
マットレスの価格は?
高級ホテルで使われているマットレスは例えば全米のホテルの客室で最も多く使われている「サータ(SERTA)」ブランドのホテル仕様のものだと、日本円にして20万円程度から上は50万円代のようです。
五つ星ホテルのほうが多く盗まれている!その理由は…
そして特徴的なのは、四つ星ホテルの宿泊客よりも五つ星ホテルの宿泊客のほうがマットレスの盗難が8倍も多いこと。
理由は四つ星ホテルは盗難防止策を講じているホテルが多いことに対し、五つ星ホテルではそれが緩いということらしい。それにマットレスのグレードも五つ星のほうが上なのかも。
唯一、四つ星ホテルで多く盗まれているもの…なんで?
ただ唯一、四つ星ホテルで多く盗まれているのがトップ20のなかで1つだけありました。それは電池でした…なんでやねん!って感じですね。笑
どうやって盗む?
マットレスの盗難は通常、夜間のフロント・ロビーにクラークが常駐していない時間帯。防犯カメラにマットレスをエレベーターへ運び込む様子が映っていることもあるという。大胆不敵に持ち出しているようで、犯罪を犯しているという意識が極端に薄いようです。
部屋を駐車場の真横に指定したカップルの宿泊客のケースでは、部屋のすべてのものが盗まれることもあったそうです。ベッドやテレビだけでなく、テーブル、椅子、照明器具やカーテンなどなど・・・床材までもが盗まれていた。新居に使うつもりだったのでしょうか?笑
なぜ盗む?目的は?
前出のカップルのように自分たちが使うために盗む場合もあるかも知れませんが、多くは転売目的ではないでしょうか?高級マットレスとテレビセットにタブレット端末を売り飛ばせばホテル代を払ってもお釣りがくる。
まぁ海外の某国の悪知恵の働く人達であれば、やりそうなことですね。そして盗難があってもホテル側は警察に被害届をださない傾向があるということも盗難の温床になっているようです。
口コミや評判に敏感なサービス業ですから被害額が甚大でなければ「犯罪にかかわりたくない」という考えからだそうです。盗んでも訴えられない安全な仕入れ先って感覚なんでしょうかね?
海外では盗難がやっぱ付きもの
最近でこそ日本も人が見ていないところで「ついデキ心で‥」なんてこともあるようですが、四つ星、五つ星ホテルでの高額備品の盗難は計画的な犯行のようですね。
明らかにスパリゾートで寛ぐことが目的ではなく、窃盗が目的ですから。そんな窃盗トラベラーもいるので海外旅行の際は気をつけましょう!
最後までご覧いただき有難うございます。
コメント