2020年秋の日テレ土曜ドラマ「35歳の少女」いよいよ始まりますね。
物語は、主人公である柴咲コウが10歳のとき、不慮の事故で突然、深い眠りについた。そして25年後に奇跡的に目を覚ますことに…心は10歳、体は35歳。現代版「眠り姫」ともいうべく主人公の「時を超えた」成長物語だそうです。
気になる言葉「すき焼きは家族にとって因縁の料理」…いったいどうゆうことなんでしょう?そして25年後、両親は離婚しているのですが、これもすき焼きに関係しているのでしょうか?
25年前…何があった?
物語の始まりは25年前の新築の一軒家・今村家。幸せの象徴のような家族は両親と二人の姉妹の4人家族。ある午後の家族の会話からはじまります。
主人公・望美(ノゾミ)、母・多恵(タエ)、妹・愛美(マナミ)、父・進次(シンジ)
望美「すべては25年前、私と家族に起こった、この日の出来事からはじまった…」
ママ(多恵)「ああぁぁ~!!(叫び声)」
妹(愛美)「びぃくりした~、どうしたのママ?」
ママ「お豆腐かってくるの忘れたぁ…」
妹「うっそぉ~すき焼きなのにぃ?…お豆腐たべたぁ~い!」
ママ「じゃあ買ってきてくれるマナミ?」
妹「やぁだぁ~…(甘え声になり)お・ね・えちゃ~ん…買ってぇ~」
ママ「いつまでも甘えてないで、マナミもお手伝いしないと。」
妹「だぁッてぇ~…orz」
望美「しょがないなぁ、お姉ちゃんが行ってきてあげよう」
ママ「とか言って、本当は宿題やりたくないだけじゃないのぉ?」
望美「ふははぁぁ…やだなぁそんなわけないでございませんことぉ…ふははぁぁ…(ごまかし笑い)」
(そして…望美が行くことに…)
望美「行ってきマンモース!」
ブレーキの効かない自転車…犯人は?
望美は豆腐を買いに自転車を走らせていると、仕事帰りの父親・進次(シンジ)と出くわす。
望美「パパ!お帰リンゴ~!」
パパ「おおぅ!望美どこ行くんだ?」
望美「我が家の幸せのため、豆腐を買って来るでござる」
パパ「そうか、気をつけてな!」
望美「バ~イバ~イキ~ン!(ばいきんマン風に応える娘)」
(望美と別れてから…)
パパ「あっ!…ブレーキ!」
このあと下り坂を降りていくとブレーキが効かないことに気付く望美。
望美「えっ!?なんでブレーキがきっ…ウソ、ウソ…どうしよう、どうしよう…」
下り坂の先は崖のあるT字路、、、
望美「ふぇ!…イヤだイヤだ イヤだイヤだ…」
(すかすかのブレーキレバーを何度も握り返す望美)
望美「…ママぁ~!…(ガシャーン ) 」
こうして私は眠り続けた…25年間。
父親の進次が望美と別れてから思い出したように「あっ!…ブレーキ!」といったことから、パパはブレーキの効きが悪くなっている娘の自転車をメンテナンス途中だったのでしょう。
娘に「ブレーキが効かないから乗らないように」と言い忘れたころを思い出したが、時すでに遅し。娘を眠り姫にしたのはお父さんだったのでしょう。
因縁の「すき焼き」心によぎる娘の事故
あのとき妹の愛美が「うっそぉ~すき焼きなのにぃ?…お豆腐たべたぁ~い!」と駄々をこねなければ、望美は事故に遭わなかった。
あのとき妹がお豆腐を買いに行けば、望美は事故に遭わなかった。
あのとき母親が買いに行けば、望美は事故に遭わなかった。
あのとき母親が豆腐を買い忘れなければ、望美は事故に遭わなかった。
あのとき夕食をすき焼きにしなければ、望美は事故に遭わなかった。
そもそもすき焼きなんて料理がなければ、望美は事故に遭わなかった。
そもそも豆腐なんてこの世に存在しなければ、望美は事故に遭わなかった。
(くどいぞ!ブログ書いているお前!^^)
いやこういう不慮の事故っていうのは「あの時こうしていれば…」と家族はいろいろ悔やむものだと思います。この事故を境に、両親は離婚してしまい家族の絆はバラバラに…というストーリなのかな?
現に、明るく優しかった母・多恵(鈴木保奈美)は笑顔を見せない冷たい女性に、格好良かった頼れる父・進次(田中哲司)はパッとしない中年に、可愛かった妹・愛美(橋本愛)は不機嫌で刺々しい大人に変わり果てていたといいますから…
今村家は両親の離婚を機に今は母親の旧姓・時岡に姓を変え、父・進次は再婚、妹の愛美も家を出て一緒に住んでいない。
第一話、10歳の声
第一話では目覚めた望美の退院の日に母・多恵は「昔みたいに皆んなで暮らしているフリをして欲しいの」と家族を緊急招集。そしてお祝いの食事に因縁の料理「すき焼き」を用意する。
普通…事故の原因になった料理をだすかなぁ?ひょっとして自転車の事故で崖から放りだされた記憶は主人公にはないから思い出させるため?
第一話は、望美は声を失っています。まだ自分が35歳ということを言われても、心は10歳のまま。望美が語ることはすべて心の声で10歳のときの声です。
さあこれからが楽しみ、ものの考え方や知識は10歳の主人公が、大人の声と体で10歳の少女を演じるとどんなことになるのでしょうか。単純に発達障害の大人を演じるのでは面白くないし、ここからは女優・柴咲コウの腕のみせどころですね!
鈴木保奈美に「だれ?このお婆ちゃん?」笑っちゃいました
目覚めると眼の前には25年後のママの姿。
望美「なんか…眩しい」
ママ「うそっ…(ながい沈黙のあと)ちょっと待って。これ夢じゃないわよね…」
望美「だれ?このお婆ちゃん?」
ママ「ノゾミ…わかる?ママよ」
望美「えぇ~ママ!?」
今でもお美しい鈴木保奈美さんを「おバアちゃん」扱いしてる。笑
笑いもありそうですね!
柴崎コウとは「〇〇妻」以来
脚本は遊川和彦さん。日テレのドラマでは「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」「同期のサクラ」そして5年前には「〇〇妻」で主役を柴咲コウさんが演じています。
心は10歳。体は35歳。10歳の心がどのように35歳に近付いていくのか、そして初恋の同級生・広瀬結人(坂口健太郎)とは結ばれるのか?
綺麗すぎる!あの柴崎コウは実物ではなかった!?
日本テレビの公式HPのトップページでドーンと映し出される、柴崎コウ演じる35歳の今村望美。モノクロ写真と思いきや線画だったなんて!恐らく最後に目を覚ますときの目だけは本物の写真との合成なのかな?クリックすると動画が見れます ↓↓↓
限りなく柴咲コウでびっくり!一本一本の線を重ねた鉛筆画でここまで本物そっくりの人物を描き上げていくって素敵ですよね♡
ドラマが進行とともに、またその魅力を加筆していこうと思います。最後までご覧いただき有難うございます。
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