バレンタインデーでチョコを貰うのって誰しも悪い気分ではないはず。そしてあっという間の1ヶ月後にはホワイトデーが…「どんなお返しをしたらいいのか?」頭を悩ませる時期がやってきますよね。
コンビニやスーパーでは特設コーナーで無難なものも取り揃えていますが、今ひとつ芸がなかったりで、ならばと飴やマカロンなどを用意すると意味を間違え思わぬトラブルに!
大切な人へのお返しに限らず義理チョコの場合のお返しでも、意味が込められていることを理解したうえで適切なプレゼントを用意したいものですね。
バレンタインのお返しの意味って?
そもそもバレンタインデーって「あなたが好きです」と女性から告白の証として男性にチョコレートをプレゼントする特別な日のこと。ホワイトデーでそのお返しをするということは、告白に対する「イエス、ノー」の返答をするということ。
好意を持っていない相手へのお返しに「イエス」のお返しをしてしまい、思わぬトラブルにならないよう注意しましょう!飴やマカロンは禁物ですよ。
飴(キャンディー)は好意を伝えるお返し
相手に好意を伝えるお返しに最適なのは「飴(キャンディ)」です。その意味はズバリ「あなたが好きです」という意味。意中の女性や彼女・お嫁さんに最適な贈り物です。
飴というと最近のスイーツブームでは脇役的で地味なイメージがありますが、飴は「永い間楽しめる」という意味から「ずっと一緒にいようね♡」という意味が込められています。
飴=安価と思われがちで、あまり馴染みがないようですが、高額なものやキャラメルもあるし、おしゃれな容器や缶に入ったものも沢山あります。
ネットで「ホワイトデー キャンディ おすすめ」で調べてみるといいですよ!
マカロンは「あなたは特別な人です」
平成時代にブームになり最近ではデパートや街のベーカリーでも売られているマカロン。このマカロンには「特別な人」というお返しの意味が込められています。
お値段も高めですが、見た目がカラフルでおしゃれそのもの。ただ女性でもマカロンの意味を知らない人もいるので「マカロンのお返しの意味って知っている?」とそれとなく聞いてみると相手との距離がもっと縮まると思いますよ!
マカロンってインスタ映えもするのですが、卵白・砂糖・アーモンドを使った焼き菓子で素材の半分以上が砂糖でできているのですが、その食感と味わいからすると女性によっては嫌い或いは苦手なかたもいるので注意が必要です。
お相手がマカロンが嫌いではないのなら「華やかなインパクト」はセンス抜群で、しかも「特別な人」という意味があるので、意中の女性には最高のプレゼントです!
マシュマロは「好き」「嫌い」両方の意味が!?
かつてホワイトデーはマシュマロデーともいわれた時期があったように、いまでもマシュマロをお返しにするという考えはあるようです。
問題なのはマシュマロのお返しにはなんと「あなたが嫌いです」という意味と「あなたの愛を包みます」という逆の意味があります。
マシュマロ「あなたが嫌い!」という意味?
マシュマロは、口に入れるとすぐに溶けてしまうことから「それまでの関係」という意味から「あなたのことが嫌い」という意味があるというもの。
ただこのマシュマロのお返しが「あなたのことが嫌い」となる場合は普通のマシュマロのときだけのようです。(その答えは次の章に・・・)
マシュマロ「あなたの愛を包みます」という意味?
「あなたが嫌い」という意味のマシュマロも「あなたの愛を包みます」という意味に使う場合があります。このときに使われるマシュマロは通常のものではなく、マシュマロの中にチョコレートが包まれたものに限られます。
女性が贈った「チョコを純白の愛(マシュマロ)で包みます」という意味からだそうで、「あなたが嫌い」からマシュマロでチョコを包むと「好き」に変化しちゃうんですねー。
ただ、これには反対の意味もあるそうで「あなたの気持ちをそのまま包んでお返しします 」と捉える人もいるそうでマシュマロは贈るときに注意が必要です。
マシュマロに含まれるゼラチンはコラーゲン成分がそのほとんど。美容にも良くカロリーも低めなので、美肌効果やダイエット効果が期待できる食品。マシュマロ好きの女性にバレンタインのお返しで贈るときは「実際の意味とは関係ないから」とひとこと添えておくといいでしょう。
3月14日はマシュマロデーだった!
すごーく昔の話で、かつてホワイトデーはマシュマロデーとも言われていた時期がありました。調べてみるとバレンタインデーのお返しという習慣ができたのはこのころのようです。
マシュマロデーの起源は1977年に福岡の製菓メーカー「石村萬盛堂」がバレンタインデーのお返しとしてチョコを包んだ白いマシュマロを売り出したところというもの。翌年から地元百貨店で「マシュマロデー」として3月14日にキャンペーンが開始されたそうです。
その他にも洋菓子メーカーの不二家が「リターン・バレンタイン」を唱えた販促キャンペーンや、同じように「クッキーデー」と称して製菓メーカーがクッキーをお返しにと宣伝したりといろいろな名称が誕生しました。(不二家のハートチョコが懐かしいなぁ!)
このような流れのなかで、全国飴菓子工業協同組合が「キャンディーを贈る日」として制定したのが「ホワイトデー」でした。名称の由来はホワイトの意味合いに純愛や砂糖をイメージすることがあるというもの。いまでは「ホワイトデー」が一般的な名称として定着していますね。
クッキーは「お友達のままでいましょう!」
これはなんとなく分かりやすいのですが、食感がサクッとしていることから「お友達でいましょう!」で「ドライな関係でいましょう」ということ。
友チョコのお返しには使いやすので、相手に気を持たせたくないときはお手軽なお返しになります。他にも相手の女性の本気度は高い場合で、自分は友達としてしか考えてないときににも使えそうですね。
特別な意味が込められていないお返し
以下のものは「特別な意味は込められていない」ので義理チョコのお返しなどに使えます。
チョコレート
ホワイトデーのお返しとしてチョコレートでお返しというのも「芸がない」といわれそうですがチョコレートのお返しは「特別な意味はない」ので気軽に使えます。
チョコレート好きな女性は多くいますし、価格や種類も多く揃っています。頂いたチョコレートの価格帯に合わせてお返しできたりと自由度の高いアイテムです。
ケーキ、ドーナツ
ケーキ、ドーナツ類も「特別な意味はない」ので、スイーツ女子には気軽なお返しとして使えます。よくある義理チョコのなかで、職場の数人女子から「女子一同」としてチョコを送られることってありますよね?
女子の人数が多くて個別に贈るにはちょっと…というときに使えます。「みなさんで分けてくださいね!」と職場でお返しするのに、ケーキやドーナツはちょうどいいアイテムです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?バレンタイでチョコレートを頂いたときはちゃんとお返しをするのは礼儀ですが「特別な意味があるもの」を知らなかったがために人間関係がギクシャクしてしまうのは避けたいものですね。女性個人にお返しをするときには、お返しするものには注意しましょう。
恋愛感情を示すお返し
- 飴(キャンディ)→「私もあなたのことが好きです」
- マカロン →「あなたは特別な人です」(マカロンが嫌いな女性もいるので注意)
友達レベルのお返し
- クッキー →友達のままの関係でいましょう。
微妙なお返し
- マシュマロ → 一般的には「あなたのことが嫌いです」
注)チョコを包んだマシュマロは「あなたの愛を包みます」という意味もあるが「あなたチョコを包んでお返しします」という否定の意味もあったりと注意が必要。
特別な意味がないもの
- チョコレート
- ケーキ、ドーナツ
以上、バレンタインでのお返しのアイテムで悩んだときは参考にしてみてくださいね!
最後までご覧いただき有り難うございます。
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