2020年1月の冬ドラマ。日テレ系列ではコメディ?なんて感じさせるタイトルのドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」が始まります。
キャストは清野菜名と横浜流星のダブル主演。物語は「驚異的な身体能力を持つ謎の女・ミスパンダ(清野)と彼女を操る男・飼育員さん(横浜)の最凶バディが、世の中のグレーな事件にシロクロつけ、警察やマスコミが触れない「隠れた真相」を大胆に暴くというもの。
うーん、なんか見えてこない。ミスパンダって?白黒の衣装姿の清野菜名さんが登場する?まさか…またミスパンダを飼育員の横浜流星が操るって…
そして10年前の事件がなにやら関係しているようにも…2020年の冬ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う 」について調べてみます。
あらすじ…探偵ドラマでも刑事ドラマでもない?
週刊誌やネットで噂や憶測が飛び交っても、真相はグレーなまま闇に消えるような事件を、主人公の二人(清野と横浜)が大胆不敵に暴いていくというドラマ。
舞台は大学病院とその大学で精神医学を学ぶ横浜流星。そしてその横浜流星の相棒が清野菜名。ドラマの公式ホームページではグレーな事件にシロ・クロつけて「暴く」とだけ説明されているんです。
さて何処でどうやって暴くのでしょうか?主人公のふたりの「表の顔」は一般人なので、自らの存在は世間には知らされずに、ブラックなターゲットを公開処刑にするのだと思います。
グレーな事件にシロクロをつける指示をするのは「Mr.ノーコンプライアンス」と名乗る謎の人物。名前がいかがわしい(笑。
キャスト…ミスパンダは囲碁棋士
ちょっとここで主要キャストの相関図をおさらいしておきますね。主人公である清野菜名と横浜流星のお二人はドラマでは、表の顔と裏の顔で名前を使い分けています。
- 川田レン/ミスパンダ(清野菜名) 23歳
表の顔:川田レンは、囲碁棋士。かつては”天才美少女棋士”と騒がれた。
10年前のある事件を切っ掛けにネガティブで弱気な性格になり、囲碁で負けてばかりに。
裏の顔:ミスパンダ。動物的な直観から生まれる予期せぬ行動とトップアスリート顔負けの身体能力でグレーな事件にシロクロをつけ、ターゲットを公開処刑する。 - 森島直樹/飼育員さん(横浜流星)23歳
表の顔:大学で精神医学を学ぶ一方、メンタリストNとしてテレビにも出演するほどの有名人。大学で籍を置くゼミの教官・門田は大学病院の精神科医で川田レン(ミスパンダ)の担当医である。
裏の顔:謎の人物Mr.ノーコンプライアンスの指示で、世の中の“グレーゾーン”にシロクロつける活動を行っている。 - Mr.ノーコンプライアンス (佐藤二朗)50歳
森島直樹(横浜流星)のメンタリストとしての能力に目をつけグレーな事件にシロクロつける指令を出す謎の人物。 なぜこのような活動をしているのは、過去に下した”ある決断”が関係している。 - 門田明宏(山崎樹範)45歳
森島直樹(横浜流星)の大学ゼミの教官である。
大学病院の精神科医であり川田レン(清野菜名)の主治医でもある。 - 川田麻衣子(山口紗弥加)40歳
川田レン(清野菜名)の母親。10年前のある事件がきっかけで入院。今も療養施設で生活している。
登場人物のバックグラウンドから見えてくるのは、ゼミ教官=精神科医の門田明宏とのつながりで、森島直樹がミスパンダとなる川田レンを知ることになったようですね。ここで重要なのが森島直樹のメンタリストとしての能力。
そしてこの川田麻衣子と川田レンの母娘を襲った10年前のある事件が、このドラマに大きく関係しているようにも見えてきます。そして8年前に謎の死を遂げた森島直樹の父親との関連性はあるのか?またMr.コンプライアンスと直樹の父親は因縁の間柄であったような謎も…
その他にも豪華キャストが
森島直樹(横浜流星)の恋人役でテレビ局の記者役に白石聖。ミスパンダの正体を執拗に追い掛けるTVディレクターに要潤、川田レン(清野菜名)がアルバイトをしている囲碁喫茶のママに椿鬼奴が出演。
ミスパンダは人格を操られている!?
メンタリストNである森島直樹(横浜流星)は卓越した記憶力・観察力・洞察力・推理力で、相手の考えている事、思っている事を瞬時に把握する能力を持っており、相手に別の人格を刷り込み相手の行動をコントロールする事が出来ると説明されています。
一方、囲碁棋士である川田レンは普段はネガティブで弱気な性格です。そんな川田レンがミスパンダにどうやって変身できるの?って考えると答えはひとつしかないのでは…
川田レンがミスパンダになれるのは、メンタリストである森島直樹が川田レンをコントロールしている間だけのように思えますね。催眠のようなもので別人格にしているようです。ひょっとしてミスパンダになっているときの活躍は、表の顔の川田レンは知らないのかもしれません。なんか面白くなってきました。
第一話で明かされた!ミスパンダに変身する瞬間とは…
第一話のあらすじが公式ホームページで公表されましたが、やはり予想的中!川田レンはミスパンダに変身するのは、森島直樹(流星)がパンケーキ屋に川田レンを誘いパンケーキにシロップをかけるシーン。流れ落ちるシロップを見ているうちにレンの意識が遠のいていく。
この段階でレンはミスパンダに、直樹は飼育員さんに変身。レン「私は誰?」飼育員さん「そうだなミスパンダにしよう…」その夜、ビルの屋上で「グオオォォーー!」と吠えるミスパンダが出現。ってなんかバンパイアのような…
最後の決め台詞は「シロクロつけるパンダだよ!」だがレンは自分がミスパンダだとは全く知らないまま直樹に操られていく。
第一話はIT企業に勤める女性が整形手術の失敗を苦にして投身自殺してしまうというストーリー。だが自殺の本当の理由は…なんと?そして直樹の前にMr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)が現れ指令をだすことに。
Mr.ノーコンプライアンスと呼ばれるワケ?
直樹「それは既に警察が自殺と発表していませんか?」Mr.ノーコンプライアンス「国の法律が下した決定がすべて正しいと思ったら大間違いです。」というセリフの掛け合いがあります。
なーるほど「法令遵守しない人」的な思考で白黒を付けようと直樹に指令をだすからMr.ノーコンプライアンスなんですね。
Mr.ノーコンプライアンスの正体が明らかに!
Mr.ノーコンプラニアンスは法務大臣・佐島源造だった!正体があっさりと明かされてしまいました。法で裁けない事件を裏で成敗するから、裏の顔をMr.ノーコンプライアンスと名付けたんですね。
第一話の最後で佐島源造が呟く「まさかパンダにするとは…」 うーんMr.コンプライアンスは善人なの?それとも過去に何らかの事件に手を汚した悪党なの?
それというのも横浜流星が飼育員として事件解決のシナリオを考えるとき、パンダのぬいぐるみが机の上に。父親が子供のころの直樹に「パンダが直樹を守ってくれる」といって渡したパンダのぬいぐるみが。
だがいまはそのパンダのぬいぐるみには片目がなくなっており、なぜかその片目は流星が身につけているペンダントになっている。そしてパンダの片目の奥にはメモリースティックが隠されていた。
直樹(流星)の父も誰か判明!
ペンダントを握りしめ回想シーンに…それは失踪した流星の父が3年後に白骨化した遺体で発見せれたときのニュース。父・森島哲也は警視庁捜査一課の刑事だった。発見された頭蓋骨の奥にはなにやらパンダのぬいぐるみらしきものが見えたのだが…
第一話では謎だらけの展開に!まとめてみると…
- メモリースティックの映像に拳銃を持ったコアラの着包みの人物は何者?
- そして拳銃を突きつけられ椅子に縛られている制服の女の子は誰?
- 川田レン(清野菜名)のベッドルームにある写真には母・麻衣子と両脇には女の子が写っていた。マジックで黒く塗り隠された右側の女の子は誰?
- 母・麻衣子の病室にあった写真も同じ写真が飾られていた。
だが、マジックで黒く塗り隠されているのは左側の女の子…どういうコト? - 法務大臣であるMr.コンプライアンスは直樹(流星)の父親の死と関係があるのか?パンダに隠された秘密はメモリースティックの映像と関係あるのか?
- ミスパンダが犯人にメスを突き立て手を振りかざした瞬間、ミスパンダの脳裏に響く少女の声「ここから出して!」レイを襲った10年前のある事件に関係があるのか?
おまけの謎…ミスパンダはどうやって変身する?キャー!
ミスパンダが事件を「シロクロつけた」あと、飼育員(流星)の前で抱きかかえられるように気を失い眠りにつく、次のシーンでは直樹(流星)におんぶをされながら自宅に送られるレン。あれ?その時はもうミスパンダの衣装ではなく、いつの間にかレンは普段の私服に変わっているんです。
ということは…レンが眠っている間に、直樹が着替えさせたのでしょうか?翌朝には昨夜のことはまったく憶えのないレンがパジャマ姿で目をさます。やはり直樹の着替えさせたんだ…キャー!直樹。変なことはするなよ…思わず妄想してしまいました。笑
直樹の父親役を演じるのはなんと田中圭さん。ドラマを通してちょくちょく登場する重要なキャストになりそうです。これは第二話も見逃せません!
第二話で明かされた!ある10年前の事件とは?
ある10年前の事件が発端で主人公こと川田レン(清野菜々)はネガティブで気弱な性格になってしまったようですね。そしてそのセラピーのため精神科医に通っています。
母親の川田麻衣子にも10年前の事件が原因で、療養施設での生活を余儀なくされています。精神的に大きなショックを受けるような事件…そういえばドラマでは川田レンの父親が出てきません。
10年前の事件は、川田レンの父親が関係しているのではないでしょうか?それは2話ではまだ明かされません。
第2話でレンがバイト先の喫茶店「GOBAN」でライターの炎を眺めていたとき突然10年前のフラッシュバックが!。炎に包まれた自分と「お姉ちゃんが燃えた…」10年前の事件とは連続放火事件のことだった。
リコご免ね…私だけが生きていて…
レンの姉の名前は「リコ」。10年前の放火事件で亡くなった。最愛の娘を失った母の麻衣子はショックで10年経ったいまも療養施設で入院生活をしている。レンもまた自宅にある母と姉妹の写真を観て「リコご免ね…私だけが生きていて」と呟く。
病室にある自分と娘の映った写真をみて麻衣子が言う「私にはもう一人娘がいたの…ほんとリコが死んでくれて良かった」そして写真左側に映っている娘の姿をみようと塗り隠されているマジックを爪で剥がそうとする。
レンは母親から虐待を受けていた!
放火事件が起きるまでレンは母親から虐待を受けていた?第2話の最後のほうのシーンで動物を飼う家庭用のゲージに入れられたレンの姿が。そして「私を檻から出して」と心の叫びを読み取る直樹の姿も。
うーん。麻衣子はレンを虐待し、姉のリコを溺愛していたのに、病院では「ほんとリコが死んでくれて良かった」なんていうのか?放火事件で錯乱し檻にいたのはリコで、溺愛していたのはレンと記憶がすり替えられているのかも?
直樹の父の死…Mr.コンプライアンスに関係あった!?
パンダのぬいぐるみにあったパンダのメモリースティック。その中には3つの動画ファイルがあったのだが、その一つはコアラ男に銃を突きつけられている少女の画像「この娘の命が惜しけれは1億円を用意しろ!」
もう一つの画像は「お願いします、娘を返してくだい。お願いします」と懇願する佐島源造の姿が!驚くことに誘拐された娘とはMr.コンプライアンスの娘であり、直樹の恋人の佐島あずさだった。
2話のナゾまとめ
ますます謎が謎を産むような展開になってきましたが、最後に2話の謎のおさらい。
- 直樹の父は何故、佐島源造(Mr.コンプライアンス)と娘の誘拐事件に関連した画像データを直樹に委ね、殺害されてしまったのか?3つめの動画は何なのか?
- 佐島あずさが直樹の恋人とは単なる偶然ではないはず。いきさつやどんな秘密があるのか?
- コアラ男は誰なのか?直樹の父はコアラ男を追っていたのか?
- レンと母・麻衣子、そして姉・リコの関係や10年前の放火事件の真相は?
まだまだ、どんでん返しがありそうですね。第三話もまとめて行きまーす!最後までご覧いただきありがとうございます。
第3話 リコがレンを殺した!?
2話で薄々感じてきた予想が3話でほぼ明確になってきたようです。3話の冒頭ではレンの主治医である門田が、ファイルを眺めるシーンが、ファイルの中には川田レンと双子の姉リコに関する資料。
その中には「一卵性双生児における記憶の相互関係について」というレポートが…。ここで双子姉妹と母を襲った10年前の事件をまとめてみると…
- 10年前の事件とは、母とレン、リコがキャンプで宿泊したバンガローで放火事件が。そこで姉のリコが逃げ遅れ亡くなった。
- レン(清野)はリコが亡くなったのは、日に包まれているリコをレンが助けずに自分だけ逃げたからだと、ずっと心を痛めている。
- 母・麻衣子は2話で「(10年前)ほんとリコが死んでくれて良かった」と呟き、生前、檻で生活するリコの姿の回想シーン。
- 「リコご免ね…私だけが生きていて」というレン(清野)だが「私を檻から出して」とフラッシュバックするシーンが…(檻に入っていたのは、姉・レンのはず?)
- 次回の予告で、森島直樹(流星)が主治医・門田に問いただすシーン「川田レンはレンじゃないですよね…」
レン(清野)は実はレンではなく、母から虐待を受けていた姉・リコだった!単純に考えられるのは以下のことですよね。
- バンガローの放火で亡くなったのはレン。
- このときからリコはレンとして生きるようになった。
うーん…なんか単純すぎるような推理かも?真相を握っているのは主治医の門田とレンのバイト先のマスター。第四話予告では、直樹に門田がいう「分かっているよ!そうするしかなかったんだよ。あの時あの親子を救うには…」門田がやったこととは?
さあ、次は第四話です!最後までご覧いただき有難うございます。
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