小栗旬さんが2020年公開となるハリウッド映画「ゴジラvsコング」でハリウッドデビューすることになり、生活の拠点をアメリカ・ロサンゼルスに移しましたね。
「遂に世界に羽ばたくときがキタ~!」とファンが応援する反面、「無理じゃね?」なんてネガティブコメントも( ^ω^)・・・
そんな小栗旬さんをネットで検索するとお兄さんがいるらしく、兄・会社なんて言葉が出てきます。
お兄さんはなにか会社を経営されているのでしょうか?小栗旬さんのお兄さんですからイケメン社長だったりして・・・またムーミンなんて言葉もでてきます。
今回は小栗旬さんのハリウッド進出について何が無理なのか、そしてお兄さんについて調べてみました。
ハリウッド進出は小学校からの夢!なのに無理?
小栗旬さんは小学生の頃から俳優になることを夢見ていたそうです。小学校の卒業文集では”ハリウッド俳優になり憧れのスターと身近な関係になりたい”と書いていたようです。
小学生の頃から大きな夢を持っていたんですね!小学生でなりたい職業っていえば「Jリーガーになりたい」など、生活に密着したもう少し身近な職業を挙げることが多い気がしますが、小栗旬さんの家庭環境はハリウッド映画が身近だったのでしょうか?
役者へのキッカケはお父さんの影響?
実はお父さんの小栗哲家(おぐりてつや)さんはオペラ界では有名な舞台演出家。小栗旬さんは子供のころからお父さんの職場へよく行き、楽屋の独特な匂いに興味をもったそうです。
そのころから舞台や演劇、映画の世界に憧れを抱いたのだと思います。そして11歳のとき自分の意思で劇団に入りました。
ただ入団の動機なんですが”女優の内田有紀さんに憧れ劇団オーディションに応募”と…内田有紀さんのファンだったの?ハリウッドスターになりたいって夢とはちょっと動機が違うでした(笑。
おマセさんだったんでしょうね。でも俳優になる道は踏み間違えていませんから、OKです!
イケメン小栗旬の誕生!
劇団員で10代のころはテレビドラマのエキストラなどで活躍していた小栗旬さん。注目されはじめたのは20代前半。故・蜷川幸雄監督の舞台に常連出演するようになってから。
蜷川幸雄さんといえば”灰皿を投げつける”おっかない監督として有名です。秘蔵っ子として有名なのは藤原竜也さんですが、小栗旬さんも同じように役者としての才能を認められたひとりなんですね。
そして小栗旬の最大のブレークはテレビドラマ「花より男子」の出演。一躍イケメン俳優として人気に火が付きました。
あのときは凄かったです。私も「花より男子」で小栗旬を知りましたから。確かに女の子が憧れるイケメン!「イケメン」って言葉が流行りだしたのもあの頃からだと思います。
ハリウッド映画にデビューするも無理って?
そんな人気の小栗旬さん。30代後半になり念願のハリウッド進出を叶え、いよいよ世界へ羽ばたきます。ですがどうも周囲の反応は冷ややか?・・・
「無理でしょ?」なんていとも簡単に言われてしまっていますがその理由はどこにあるのでしょうか?たしかに外国人が芸能界で生き残るのは、日本でも難しいことですよね。
無理な理由は英語が下手だから!?
その理由は「英語力が心配」というもの。日本の人気俳優がハリウッド映画にキャスティングされる場合、英語スキルはどのくらい求められるものでしょうか?
日本人でハリウッドで成功している先人といえば、渡辺謙さんや真田広之さん。彼らの英語でもネイティブからは”聴き取りにくい”といわれることがあるそうです。
やはり現地での生活を通じて英語を憶えないことにはなかなか熟れた発音での英会話は難しいのは確か。でも外国人タレントに流暢な英語をハリウッドは求めているのでしょうか?それはないと思います。ハリウッドからみれば渡辺謙も真田広之も外国人の役者としてキャスティングしているのですから。
演技力に勝るものはない!あとは運?
アジア系のハリウッド・スパースターって誰を思い浮かべます?せいぜいブルース・リーくらいでは?それでもブルースの喋り方は独特の訛りがあったはず。ほかにもいろいろとアジア系俳優はいるのですがアメリカ育ちとかアメリカ人ハーフとかで「純国産の日本育ち。英語はちょっと苦手」っていないですよね。
日本人のイケメンタレントが日本で同じような役をハリウッドでもらえるのは、どう考えても無理です。理由は大多数の視聴者が日本人ではないから。
渡辺謙さんのハリウッド・デビューはラストサムライですが、舞台は日本で完全に武士の役でした。その後、バットマンや多くのハリウッド映画に出演していますが、多くの場合はやはり日本人としての配役です。
小栗旬さんも渡辺謙さんや真田広之さんにはない魅力があります。小栗旬さんならではの日本人キャラをハリウッドで極めれば、成功することは無理ではないと思います。
ローラの二の舞では?日本のメディアが原因!
モデルのローラが2015年の映画「バイオハザード」に出演したとき、日本のマスコミは”重要な役どころ”で出演すると報じましたが、実際には”チョイ役”で終わってしまいました。
「ゴジラVSコング(仮)」でどんな役柄を小栗旬さんが演じるのか発表されていないのが現状。それだけにローラのときのような二の舞で終わるのではと危惧されていますが、それ自体が過度な期待なんだと思います。たとえチョイ役であっても小栗旬さん自身あまり気にしていないと思いますよ!
ハリウッドで役者を経験することが目的…
ファンからすれば「小栗旬が重要な役で、華々しくハリウッドデビュー」を期待するのは当然ですが、小栗旬さんからするとハリウッドで仕事をすること自体が目的で楽しくてしょうがないようです。「ゴジラVSコング」のリハーサル中にメインの俳優さんから『お前何でここにいるの? 誰?』と言われたことがあるそうです。
「向こうからすると『スタッフ? じゃなくて何?』っていうことだったんだけど」(中略)「本当に『何者でもないんだな俺』って思うので、やっぱりちょっと面白いですよね。すごく快適です」と清々しい笑顔を見せていた。
引用元:マイナビニュース
ハリウッド映画って、日本映画の制作スタイルとは全く異なるといわれています。それ自体、小栗旬さんにとってとても刺激的なことであり、これから多くのハリウッドスターや監督らにめぐりあうチャンスもあるでしょう。
例えば日本好きのタランティーノ監督と仲良しになれば、彼の考える映画の世界観を知ることができますし、たとえトムクルーズやディカプリオなどの大物スターと「チョイ役」だとしても共演するチャンスがあれば、彼らの演技をナマで観ることは日本では得ることのできない素晴らしい経験になりこれからの役者としての深みが増していくでしょう。きっと!
お兄さんの会社がムーミンに関係?
小栗旬さんには小栗了(おぐりりょう)さんという6歳年上のお兄さんがいます。実はお兄さんも俳優をしていた経験がありましたが、いまはイベント制作会社「NAC」の社長さんを務めていらっしゃいます。
小栗旬さんは俳優の道をめざし芸能界に入ったのですが、お兄さんはもともと映画監督をめざし高校を卒業後すぐにアメリカの大学に留学し、演出や演技を学んでいたそうです。
アメリカでの修行生活も6年経ったころ小栗旬さんが役者として注目を浴びるようなると、役者としての興味のほうが膨らみ、日本で俳優活動を開始することになりました。
俳優時代はスティーブン・セガール主演の映画に出演、また蜷川幸雄さんの舞台では小栗旬さんと共演も果たしていますが、俳優を続けることに疑問を感じ5年間ほどで俳優を引退し、イベント制作会社「NAC」を立ち上げています。
シルク・ドゥ・ソレイユに参加、そしてムーミンとの出会い?
もともとが映画監督になるべくアメリカで学んできたお兄さん。やはりエンターテイメントの世界では演じる側の役者より、それをまとめ上げる制作側に才能があったようです。
俳優を引退し僅か1年後にはシルク・ドゥ・ソレイユ日本公演の立ち上げに伴い、イベント制作会社「NAC」の設立とともに取締役を就任し、一躍その才能を開花しています。
また、2019年には埼玉県飯能市にテーマパーク「ムーミンバレーパーク」がオープンしましたが、そこでも舞台演出を担当されています。
この画像は小栗了さんのインスタからのものですがムーミンとのツーショットを「今の僕の相方」とコメントして演出家としての充実ぶりを披露しています。それにしても兄弟だけあって小栗旬さんに似ていますね!
小栗家とムーミンの関係
実は小栗旬さん兄弟の両親の馴れ初めですが、ここでもムーミンが関係しているのです。お母さんはもともとバレーダンサーをしていたのですが、なにかのイベントでお母さんがムーミンの着ぐるみを来ていたときがあったそうです。お父さんはその時、照明でそのお母さんを照らしていたそうで、これがご両親の出会いだったそうです。
そんなこともあり、小栗家にはムーミンと縁があるのかも知れませんね。
まとめ
今回は小栗旬さんがハリウッド進出するにあたって無理といわれていることについて、お兄さんもこの業界で活躍する会社経営者であることについて調べてみました。
- 小栗旬さんはハリウッド進出のためロサンジェルスに生活の拠点を移した。
- 小栗旬のハリウッド進出は「無理」?
✓ 根拠は「英語力が心配」からくるもので、日本のマスコミの期待度が過剰なだけ。
✓ (私見ですが…)小栗旬はネイティブではない!外国人役者にそれほど英語力を求めてないだろう - ハリウッド流の映画製作や大物スターを目の前で観ることで役者としても大きく成長するはず。
- 小栗旬さんの6歳年上のお兄さん
✓ イベント制作会社の社長でシルク・ドゥ・ソレイユの日本公演の立ち上げに尽力した
✓ 最近では新しいテーマパーク「ムーミンバレーパーク」の舞台演出を担当した - 小栗旬の両親の馴れ初めは「ムーミン」I?元バレエダンサーのお母さんがムーミンの着ぐるみをしていたときに照明を担当していたのがお父さん。小栗家にとムーミンは縁があるらしい。
ハリウッドに移住し、これから新境地を開拓していく小栗旬さん。日本の心ないゴシップは雑音ですから気にしないと思います。いま30代半ば、これからどんどん味のある役者として成長していくことを期待します!
最後までご覧いただき有り難うございます。
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