三上大進(みかみ だいしん)んっ?なんか強烈なキャラのレポーターが登場したなNHKで…と知ったのは、TOKYO 2020のパラリンピック放送を見たとき。
話し方が女性的でとても気になる存在。「そもそもなんでNHKで?アスリートなの?」いろいろ気になってしまいました。
なにげにテレビに映る左手をみると…なるほど障害者だからパラのレポーターになったのはわかるのだがどんな経歴の人なんだろう…調べてみると三上大進さんを形成する強烈なキャラの理由が経歴からわかってきました。
事務所はどこ?
現在の所属は日本放送協会の職員。つまりNHKの正式なキャスター・レポーターとして働いているんですね。
ご自身もアスリートとしてなにかの競技をライフワークとしているのかな?と思いきや公式ブログで「私は常軌を逸するほど運動音痴です。スポーツもほぼしないし、ジムも続かないの(つω`*)てへ 」だそうです。笑 引用元:2020パラリンピック・リポーター奮闘日記
NHKに入局したのは未だ日も浅く2018年です。その年は平昌パラリンピックが開催された年でそこでもレポーターとして活躍していたんです。
海外留学の経験もあり英語が堪能なことから、流暢な英語で海外の選手にインタビューする姿が放送され話題になっていたそうです。
結局のところオネエなの?
喋り口調を聞けばだれでも「このオネエ風な喋り方はきっと◯◯◯かな?」でもNHKだし…?と疑問をもつと思いますが、ご本人がツイッターで公言しております。
Twitterを始めました。
— 三上大進 (@daishin_mikami) May 10, 2020
10秒でわかる!私ってどんなひと?
・1990年生まれ
・おかま(彼氏が一生できてない)
・外資コスメのマーケティング歴6年
・今はテレビの仕事をしています
妄想メインに呟きます。#おうち時間を持て余した末の#ツイッター開設#ドキドキしているhttps://t.co/S4e0x9AWrm
NHKも変わりました!時代についてきたのです。それよりも潔く言える時代が来たんですね。自分が自分のままで生きられ、差別というコトバが使われなくなる世界が見えてきた気がしますね!
彼氏が欲しいギャル見習いのオ◯マ!
ツイッターのプロフィールには「彼氏が欲しいギャル見習いのオカマ / セーラームーンになるのが将来の夢」となっているだけど…これはキャラとして演じてるだけ?
いやいや、どうも生まれつきのようです。そして凄いところは成長過程において全く障害という差別を感じずに(それとも受けずに?)成長したところです。
セーラームーンになるのが将来の夢
もともと三上大進さんの左手は今のような2本指ではなく、2本の指がくっついた状態で生まれました。
10才のとき「指を切離し移植する」という世界初の手術を受け現在の左手に。それからは左手で物を持てるようになり、五本指にも負けない得意技があるそうです。(これについては後半のセクションで…)
手術で左手が三日月のような形になったことで「銀水晶のエナジーを宿している…」と大喜びしたそうです。
そう子供の頃から大好きなセーラムーンの武器で銀水晶のエナジーを宿している「ムーンスティック」に左手が似ていることから、なにか新しい武器を得たようにドキドキしたそうです。
男の子が好きな「なんとかレンジャー的」な戦隊モノではなく、セーラムーンを好きになるところ…子供のころから乙女だったんですね!
まぁセーラームーンも美少女戦士ですから戦隊モノに変わりはないのですがね。そして美少女戦士(セーラー戦士と言うらしい)の一人が持つ武器がこのムーンスティック ↓↓
あ~これ!「月に代わってお仕置きよ!」主人公のキメ台詞ですね。これだけは知ってる♫ 当時セーラームーンになるのが夢という女の子がいっぱいいました。もう30年も前のはなしですが。
ということは、三上大進さんもその時代の人。1990年10月20日生まれで現在34歳なんですね。
美容に目覚め…
NHKに入局する前は、外資系コスメ会社に就職しています。実は三上大進さん、日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュの資格を持っているんです。
美容への目覚めは乙女心よりも、大学生になったときに左手を理由に周囲からの差別を初めて経験したことから。「自分には障害がある」と感じるようになり、コンプレックスを抱くように…
この頃から、左手への劣等感からか「美容」に目覚めました。他にも右手よりも短い左手をカバーする「バランスの良い着こなし」を試行錯誤するなかファッションも大好きになったそうです。
そして立教大学経営学部国際経営学科を卒業後、日本ロレアル(株)に入社、その後ロクシタンジャポン(株)へ転職、ともに製品企画や開発を担当するマーケティング部門に従事していました。
石川佳純との関係は?…なんと!
そして2018年2月。27歳のとき放送業界という全く異なる業界へ転職しました。その経緯は定かではないのですが、これも必然だったのかも?
今までは外資系のコスメブランドでマーケティングの仕事をしていましたが、
引用元: NHK東京2020パラリンピックブログ
色々な縁が結ばれていき、この度リポーターとして始動することになりました。
パラリンピックなどの障害者スポーツのレポーターとして採用されたのですが、本人は「常軌を逸する保ほどの運動音痴」。うーんわかんないなぁ…スポーツに関連することはないのかな?
ありました!女子卓球のオリンピアン石川佳純さんは、三上大進さんの「はとこ」だったんです。
石川さんのお父さんと三上大信さんのお母さんが「いとこ」同士ということで、薄いながらもスポーツにも縁があるようですね。
五本指にも負けない得意技
ブログの中で「右手の5本、左手の2本、計7本の指。結構器用に使いこなします。
なかでも驚かれるのはこの辺りです。」と以下の得意技を紹介しています。
- パソコンの速打ち
自己流ですが、普通の人より速くタイピングできる。 - ネイルケアの塗布
2本指の左手でハケを起用に挟み、右手のネイルも綺麗に塗布できる。 - 靴ひもを綺麗に結ぶ
可愛いリボン結びが定評。
まとめ
今回はNHKパラリンピック・レポーターの三上大進さんについてスッキリしてみました。
- 1990年生まれの34歳。
- 生まれたとき左手の指は2本だけで、それもくっついた状態であった。
- ただいま彼氏募集中のオ◯マと自ら公言。
- 大学生になってからはじめて 「自分には障害がある」と感じるようになった。
- コスメコンシェルジュの資格を持っている。
- 立教大学を卒業後、外資系コスメメーカーに就職。マーケティング部門に従事。
- 女子卓球の石川佳純は「はとこ」の関係にある。
- 27歳のとき、平昌パラリンピックのレポーターとしてNHKに入局。
シンガーソングライターのmiwaさんと仲が良いという三上大進さん。もともと芸能界とかメディアに出るべくして登場したのかも。今後の飛躍が楽しみです!
最後までご覧いただき有難うございます。
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